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NHKプロフェッショナル仕事の流儀/装丁家・鈴木成一

たまたまTVで、丁度、彼のスタッフの一人が「こういう喋らない人は、他の表現でスゴイものを作り出すんです」と話している所から見始めました。確かに鈴木さんの人当たりはあまり良くなさげなのだけれど、話す事や紹介された装丁が実に明快クリアで、ついつい番組最後まで見ちゃいました。

他の仕事が上手くいかなかった事について「自分に向いている事は世の中の方がわかっている」「自分は誰かが決めるもの」と話されていて、自分が好きな事をする、やりたい事をするという個性偏重の風潮とは違うものを感じて面白かったです。「ワクワクした事は伝わる」というのも、自分でも人前で話したり何か表現する事を躊躇する時に、最後に自分に言う事なのでそうだなと思いますし、良いアイデアが生まれない時に「ずっと向き合っていると見えない」「自分の中の違和感を見つめる」と話されていて、この人のフォーカスするピントがすごく心地良い感じがしました。

鈴木さんは、きっと本の声を装丁という形にする達人なのでしょうね。「プロフェッショナルとは、次の依頼が来ること」。自分からこの本の声を聞きたいというのでなく、聞いてくださいと頼まれるのが、本の声を拾い上げる感性をとぎすませるのに大事なのかな。我を出すと上手くいかない仕事なのかもしれません。

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