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映画アニメ「時をかける少女」レビューその2

 「時かけ」効果で切なさいっぱいのところに、昨晩、映画「PROMISE/プロミス/無極」を見て、すっかり切ない気分が吹き飛んでしまいました。(笑) これでバランスが取れてしまう辺りが、いろんな映画があって良い所なのかもしれませんね。

 さて「時をかける少女」ですが、あれから思うところがあったので追記をば。
 真琴は快楽を得る事や、嫌な事は時を戻してやり直しますが、人と付き合ってみてダメなら戻るという、人の気持ちに関わる事には初めから手を出そうとはしていませんでした。それは自分も人も傷つける事なのだと何となく気がついていたのか…。だからこそ自分が時を戻す事によって、傷つく人がいると知った時のショックというのは思いがけないものだったと思います。知らない間に自分が加害者になっていた、それを償おうとするけれど、益々ややこしい事になってしまうそのどうしようもなさ。映画を見ていて好感が持てるのは、それでも真琴が正面からその事に立ち向かおうとしている姿でした。

 快楽や嫌な事は時を戻せばなかった事になるけれど、時を戻しても得られないものは、人の気持ちや想い。千昭が、ある時には真琴の友人と付き合う事になる話もあったけれど、人の気持ちというのはそういう脆いものなのかもしれません。

 そして私がこだわってしまった千昭から真琴への言葉。それは、あくまでも過去のある時点の千昭にこだわっていただけで、ラストの時点での千昭の言葉の方が、あの時空に生きている真琴への思いに添ったものだと気付きました。

 元祖「時をかける」では、「未来から戻って来る」少年と「今で待っている」少女という設定だったから、未だに逢えていないのかもしれません。黒板の上に書かれた「Time wait for no one.← ( ゚Д゚) ハァ?」という文字が、映画では何度も映されていました。あの言葉が千昭の思いだったとするならば、未来で待つ千昭に、今という時を走ってかけていく真琴。そんな二人の思いがあれば、奇跡が起こる事もあるような気がしてきたのです。気持ちや想いは今という時にしか存在しない。だからこそ、今の気持ちや想いを大切にしたい、そんなメッセージが聴こえてきたのです。

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