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2009年4月

劇団☆新感線いのうえ歌舞伎・壊(Punk)「蜉蝣峠」堤真一観劇レポ

 久々の堤さんの舞台。前評判で、ドラマシティで公演中の「ムサシ」に圧倒されている
印象だったので、あまり期待せずに行ったのが良かったのか。
堤さんの着流し最高!
軍鶏の着ぐるみ最高!!

の舞台でした。(笑)

 初め、軍鶏の着ぐるみが出てきた時、「声の通りのイイ人だなぁ」としか認識していなかったのですが、しば~らくしてようやく気付いた! いざ、オペラグラス出動!! 薄いサングラスの向こうに映る瞳は・・・!!!でした。それでシャモリさんが出てきた時あんなに笑いが起こっていたのか。降りる時に羽ばたく姿、いとをかし。このふたつの姿のコントラストが素晴らしいです。(^^)

 第一幕前半は「新感線も大衆演劇化してきたなぁ」と思ったものですが、がめ吉(梶原善)、お寸(高田聖子)、立派の親分(橋本じゅん)、流石先生(栗根まこと)達のキャラが濃ゆくて、率直に小ネタが笑え楽しめました。クドカン(宮藤官九郎)の脚本は、物語のカタルシスはないけれどパロディ満載で芸が細かいのが面白い。「ヤクザ インヘブン」のパフュームもナイスです。(^^)

 終盤に向けてお話は不条理な世界へひた進んでいくのですが、んな事はどうでもイイんです。堤さんのゆらゆらした美しい着流し姿があれば!!

 結構堤さんファン暦が長いと思っていましたが今まで堤さんのこんなに映える着物姿って舞台ではなかったような。。。総髪に赤い髪飾り(軍鶏のトサカなんでしょうか)に首飾りも付けてます。着物は、白地に黒いイバラ模様、片身が黒地で白地に黒の花模様、白地に銀模様だったでしょうか。最期には白い着物に赤い血しぶきまで飛んじゃってました。刀に手を置き立つ姿がなんとも見惚れちゃいます。この姿の堤さんのポスターがあれば買ったのにナ。

 カーテンコールは4回。最初に古田さんの水しぶき。最後に投げキッスがありました。

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小説「ウィキッド/グレゴリー・マグワイア著」感想レポ

090120_082158  「ウィキッド 誰も知らない、もう一つのオズの物語」を読みました。上下巻の2冊からなり、上巻表紙にはエルファバが、下巻にはグリンダが描かれており、このデザインは秀逸ですね。

 ミュージカルとイメージが違うとは聞いていたのでどんなにドロドロしているんだろうかと案じていましたが、小説は思ったよりもあっさり淡々と話が進んでいきます。(少々くどい猥雑な描写もありますが) 登場人物も、普通にいそうな感じに描かれており、ミュージカルの方がキャラが強調されているようですね。

 「オズ」を題材にしながら社会へのアイロニーが感じられ、丁寧に読み込んでいけばいろいろとつながって面白いのでしょうが、いまひとつ感情移入できないためそこまでする気にもなれず、かなりすっ飛ばして読んでいきました。いろいろと題材を盛り込んであり、そういう物語につきもののラストがなんだかよく分からなくなってしまっていたので、ファンタジー系の小説としてではなく、社会問題を扱ったエルファバの私小説(という程内面が描かれてもいませんが)として読むか、または「ウィキッド」の背景を知るという意味では良いかな。

 一番興味深かったのは、ドラゴン時計の事が描かれていたこと。そういえば、ショーが始まる前に、舞台の上にはドラゴンがおり、その下にはいくつもの時計の文字盤が描かれていて、カチカチカチと時計の秒針がずっと音をたてていたのです。

 ドラゴン時計は、観客に、その観客達が見知った人のある出来事を見せます。それはスキャンダルな内容が多く、それを見た観客は、集団でその知人に暴力をふるうのです。現代で言えば、マスコミの力のようにも思えてきます。舞台装置がドラゴン時計のような作りになっているのはいろんな意味が感じられて興味深いです。

 この原作からミュージカルの脚本を作った人のインスピレーションは素晴らしいです。
ミュージカルはまだ見ていないですが、少々設定が違いそうなのは、ボックやフィエロの行く末とミュージカルではサリマやリオは描かれない点でしょうか。

 益々ミュージカルが観たくなってきました♪

 原作「オズの魔法使い」はこちらでも楽しめます。
「オズの魔法使い」の寓話を紹介しているブログも面白いです。

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USJ「ウィケッド」鑑賞レポ

 季節は随分さかのぼりますが…さる12月にUSJへ行って来ました。USJへ行くのは3度目なのですが、何故か行くのはいつも12月のクリスマスシーズンなので、USJにはツリーがあるのがデフォルトになってます。

 今回、ランド・オブ・オズが出来ており、その中で催されている「ウィケッド」を見て、ミュージカル熱再燃!! 元々はブロードウェイの人気ミュージカルで、「オズの魔法使い」の西の魔女の若き頃のお話…というもの。ここUSJでは、西の魔女=エルファバは外人さん、白い魔女=グリンダは日本人というキャストで、英語と日本語を交えながら歌いあげ、素晴らしかったです~。

 上演時間は35分なのでダイジェスト版で二人の出会い、二人でオズの魔法使いを訪れる、二人の別れの第一幕までのようです。 「オズの魔法使い」の物語から、野心家で社交的で人気者と、疎外されているけれど才能の持ち主な少女二人の友情と、マイノリティな女性が自由を得るという生き方を描き出したのはスゴイです。 USJの日本人キャストの中に外人キャストのエルファバ役というのもオツな配役のように思えました。エルファバが自由を求めて浮かび上がる場面は圧巻。四季っぽぃなぁと思っていたら、東京で今、上演されているではないですかっ。観たい~☆

 2列目センターかぶりつきで観れたのは良かったのですが、難なのが、舞台が屋根つきだけれど野外ステージなので寒い!!ベンチにはハンカチタオルを敷いたのが少し役立ちましたが、膝が次第に冷えてくる・・・。冬は寒く夏は暑い舞台らしぃですが、一見の価値はありますよ♪

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