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小説「項羽と劉邦」司馬遼太郎/レビュー

 司馬遼太郎の小説「項羽と劉邦」も読みました。
(小説の設定での)項羽の、美(あはれ)と思ったものには寛大な性分は好きだけれど、大虐殺には、ひいてしまったし、血縁だけを偏重するのもなぁ…。
 劉邦に至っては、素朴というか野卑というか大雑把というか・・・でしたが、優れた人材が集まってくるのは人徳というものなのか。
 私的には劉邦功臣三傑のひとり、軍師の長良がご贔屓。やはり謀臣萌えなのかしら。(笑) 子房(長良)は、賢い故に将師には向かないようですが、欲得を離れて怜悧に物事をみすえ作戦を立てていく。。。そういった智謀だけでなく、項伯との「」なくだりも好きなのかも。
 「背水の陣」「四面楚歌」「韓信の股くぐり」など四字熟語の宝庫でしたし、劉邦の周りに集う臣下達が魅力的な物語でした。

 それにしても中国歴史小説を読むにあたって、“この時代のこの話を読みたかったら、こんな本があるよ”な検索ページってないものなのか。あったら便利なんだけどなぁ。。。

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「単純がうれしい北京のおかず/ウー・ウエン」

2  料理レシピ本は好きで、買う度に“いろんな美味しいものを家で作って食べれるかも~♪”という楽しさに心ときめくものです。でも、実際は手順がややこしかったり、材料が揃わなかったりであまりレシピ本を見なくなり、案外、レパートリーが増えていないのは、気のせいか。(汗) カリスマ主婦栗原はるみさんの本も買いましたが、私にはちょっと味が重いというか濃く感じていました。私の母は、そんなに手の込んだ料理は作りませんが、あっさりとキレのある味付けをするので(父に鍛えられたらしぃが)、どちらかというとその手の味の方が好み。料理というのは、自分が食べ慣れていた味の記憶に左右される所が大きいのでしょうか。
 そんな中、少ない材料でシンプルに仕上げるこのレシピ本を「中国語はおもしろい/新井一二三」で絶賛されていたので早速お買い上げ。実にシンプル(単純とも言う)な野菜炒めが紹介されており、料理好きなには物足りないかもしれませんが、野菜を取りたい人には手軽でお勧めです。私はサラダがあまり好きでないので、炒めて野菜を食べるというのは合っているかも~。
 本の冒頭で、日本人の魚に対する味覚の感性と、北京人の野菜に対する感性にはとても似たところがあり、同じ物を食べていても、味の違いを感じるのだという話が載っていました。野菜に対してそういった感覚で味わった事がないので興味深かったです。
 早速、中国家庭料理と言えばの「西紅柿鶏蛋(トマト卵炒め)」に挑戦。この本では塩・砂糖にニンニクを入れるので、ちょっとイタリアンな感じもします。トマトを炒めると甘くなり、卵をふわっと仕上げられるかが腕の見せ所なメニューですね。

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香港返還10周年記念!

 香港が返還されたのが10年前の1997年7月1日香港返還10周年を記念した様々なイベントが開催されています。
 中国から香港海洋公園に寄贈されたパンダもその中のひとつで、名前は、豊かという意味の「盈盈 yíng yíng」、楽しいという意味の「楽楽 lè lè」だそう。
 映画界では、香港返還10周年記念式典(香港回歸十載電影界大型晩會)が、6月25日、北京で開催されました。
 胡軍(フー・ジュン)、周迅(ジョウ・シュン)、ファン・シャオガン(馮小剛)等多数の映画スター・監督が参加。章子怡(チャン・ツィイー)は梁朝偉(トニー・レオン)と登場。中国・香港合作映画を中心に、譚詠麟(アラン・タム)、梁家輝(レオン・カーフェイ)、陳暁東(ダニエル・チャン)、陳慧琳(ケリー・チャン)、余文楽(ショーン・ユー)、陳坤(チェン・クン)や莫文蔚(カレン・モク)達が映画の歌を歌っていました。

 今日はスカパー無料開放デーで、CCTV大富を見ていたら、CCTV大富開局9周年を記念して「神鵰侠侶」の放映をしていました~♪ 挿入歌が吹き替えられていないバージョンなら観てみたいけれど、絶えず画面上にCCTV大富の電話番号が映っているのは興醒めやも…。

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第10回上海国際映画祭/受賞作品

グランプリ金爵賞 弗兰基斯卡·梅莱茨齐《完美计划》/独(プレゼンテーター:陳凱歌)
審査員賞     克劳斯·哈洛  《逃往疯人院》(プレ:ジャッキー・チェン)
特別賞        尹力     《云水谣》   
最優秀監督賞  田壮壮       《吴清源》  (プレ:小栗康平)
最優秀女優賞 卡里娜-哈夫、戴格玛-曼佐、克斯汀-布洛克、克里斯汀-肖恩 《完美计划》
最優秀男優賞  胡安·约瑟·巴勒斯塔 《疯狂的萨姆埃尔》(プレ:范冰冰)
最優秀脚本賞  谢米-扎林  《维瓦,艾我的爱》
最優秀撮影賞  王昱       《吴清源》
最優秀音楽賞  富田勲     《武士の一分》

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中華芸能人の名前

 今回、中華芸能人の名前を打ち込む時に苦労したのは、名前のバリエーションが多いこと。中華系な人の名前には、1)中国語の文字(簡体字もしくは繁体字)、2)中国語の発音、3)日本語の漢字、4)そこから派生したカタカナ呼び名、と4種類のバリエーションがあるのです。
 例えば、1)黄晓明 - 2)Huang Xiaoming - 3)黄暁明 - 4)ホアン・シャオミン(またはホァン・シャオミン)と展開していく訳です。ここでややこしいのは、中国語の読み方と日本語カタカナの読み方が異なること。Huangならば“フアン”と読んでくれれば、混乱する事もないのですが、日本では黄=ホアンになるんですよね。。。
 ここに香港や台湾スターのような英語呼び名が加わると、ひとりに対して4~5種類の名前があるので、文章にする時の名前の変換が、実に手間がかかります。誰か中華芸能人名事典を作ってほしい位です~。今回地道に打ち込んだ事もあり、だいぶ顔と名前が一致するようにはなりましたが…。

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映画「女帝エンペラー/夜宴」越女剣について

 皇太子ウールアンが持っていた剣は越女剣で、ラストの場面でも出てきていました。越女剣って、金庸の小説の題名にあったような…。射雕英雄伝・江南七怪・韓小榮の得意技でもありますが、それはさておき。
 臥薪嘗胆で有名な越王勾踐が、剣法の奥義を身につけた少女と剣法を論じ、少女に「越女」という号を贈り「越女の剣に勝つ者なかれ」と賞賛した、春秋時代から伝わる名剣だそうな。(パンフレットより)
 このイメージの越女でもって早速、金庸の小説を読んだら…物語での越女=阿青の展開があまりにも想像と違っていたのでクラクラ…。金庸以外で、越女剣についてネットで調べようとしましたが、検索にひっかからず…。金庸の浸透力を知るだけの結果となりました。
  結局、本の中で剣については「剣を鋳る鉄は呉越に均しくあったが、純銅は越に、良錫は呉にあった」事や、数々の名刀の名前が挙げられていました。情報求ムです~。

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第13回上海電視節/受賞作品&俳優

Magnolia  上海電視節(The Shanghai Television Festival)は、1986年に中国で最初に開催された電視節で、「白玉兰奖(Magnolia Award) bái yù lán jiǎng (白玉蘭賞)」が優秀なテレビ作品や出演俳優へ贈られます。白玉蘭(=白木蓮)は上海市の花だそうです。どうも白玉団子を連想するので、私は密かに「しらたま」と呼んでます…。(^^;) 受賞者には画像のトロフィーが授与されます。

 上海電視節はその年によってもイベント内容は異なるようですが、今年は次のようなイベントが開催されました。
12日の[我们在场—中国纪录片三十年]は、30年間の中国記録映画を紹介。
13日の[华语强音-新娱乐华语主持人盛典]は、中国・台湾・香港の著名な番組の中国語司会者の祭典で、司会者による歌合戦となっていました。他にもアニメのイベントもあるようです。
14日の[群星耀东方电视歌会-电视节大型演唱会]は歌謡祭で、上海、香港、ロシアのサンクトペテルブルグの三ヶ所を中継して行われた模様。
15日の[白玉兰奖颁奖典礼暨闭幕式]が賞の発表となり、テレビ映画・ドキュメンタリー・アニメーション・テレビドラマから各部門ごとに選出されます。

【第13回上海電視節受賞作品&俳優】
最佳编剧(电视电影): <小火车> 中国
最佳导演(电视电影): Gianfranco Albano <月之子> 意大利
最佳女演员(电视电影): Vanessa Redgrave <拾贝者> 德国
最佳男演员(电视电影): Adrian Topol <弗朗兹和波连娜> 俄罗斯
评委会奖(电视电影): <我和托马斯> 英国
銀賞(电视电影): <法尔科内大法官> 意大利
最佳电视电影: <大迁移> 德国

最佳自然类纪录片: <红蚂蚁——昆虫王子> 法国
最佳社会类纪录片: <九星宾馆> 以色列
最佳历史文献类纪录片: <戈林> 德国
最佳亚洲纪录片: <瓦地河上的桥> 以色列
评委会奖(纪录片): <马戏学校> 中国


最佳中国动画片创意: <快乐驿站> 中国
最佳中国动画形象: <西岳奇童> 中国
最佳中国动画片: <中华小子> 中国
最佳海外动画片: <丹麦诗人> 挪威

最佳编剧(电视连续剧): 杨健 麦家 <暗算> 中国
最佳导演(电视连续剧: 鄢颇 <新结婚时代> 中国
最佳女演员(电视连续剧): 刘若英 <新结婚时代> 中国
最佳男演员(电视连续剧): 孙红雷 <半路夫妻> 中国
评委会奖(电视连续剧): <福贵> 中国

 日本からは、最優秀女優賞に和久井映見、ドキュメンタリーで「家庭風景」、海外アニメに「悲惨世界」がノミネートされていました。
 新上海灘も面白いドラマでしたが、やはりリメイク作品で賞を取るのは難しい気もしますね。上海国際映画祭を楽しむとしましょう。

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金豚年

今年、中国は、60年に一度の「金豚年(金の豚の年)」らしく、結婚・出産ブームなんだそう。なんでもこの金豚年に生まれた子供は一生お金や食べ物に困らないんだとか。

 今年は丁亥(ひのとい)。中国では亥年は豚年になり、丁は五行で火に相当するんだそうな。社会現象となっているならば、かつての丙午(ひのえうま)みたいなもんなのでしょうか。
 今年生まれた子供さんを持つ人に教えてあげたら喜ばれるかな?(^^)

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